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 ホーム(ニュース)コンサート情報2008年中野真帆子 ピアノリサイタル開催レポート

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中野真帆子 ピアノリサイタル開催レポート
〜 ショパンゆかりの作曲家たち 〜
2008年
2月1日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

中野真帆子さんはウィーン国立芸術大学、パリ エコールノルマル音楽院を卒業し、カナダのバンフーセンターにて研鑽を積んだピアニスト。ロヴェーレ・ドーロ国際音楽コンクール優勝をはじめ、ルーセルピアノ国際音楽コンクールなど、ヨーロッパ各地のコンクールに入賞。以来、国内外にて演奏、メディア出演、コンクールの審査員など活躍を続けています。

カワイのサロンコンサートへはソロや伴奏などでたびたびご出演いただいていますが、パウゼのリニューアル後は今日のコンサートが初めて。さて、ご感想は‥‥?「以前よりずっと素敵になって、ここで演奏できるのはとても嬉しい」との事。ピアノも気に入っていただけたようで、本当に良かった。さあ、始まりです!

今日の中野さんはシンプルな黒のドレス。アクセサリもありません。プログラムには「〜植村 秀先生の訃報に接し心からのご冥福をお祈りし、今宵は秀先生への追悼の意を込めて演奏いたします。〜」の言葉が。実はこの日は「シュウ ウエムラ」の創始者で中野さんの後援会長でもあった植村 秀氏の告別式の翌日にあたり、追悼演奏会でもあったのです。

 〜ショパンゆかりの作曲家たち〜と銘打っての、バッハとロマン派の作品を中心に小品を集めたプログラム。演奏の合間にはとても分かりやすく解説をして下さいました。その時代を思い浮かべながら演奏を聴くことができ、まるでその時代を感じることが出来たような気分になりました。プログラムパンフレットには、ショパンとそれぞれの作曲家とのエピソードも書かれており、大変興味深く、初めてコンサートにお越しになったお客様にも大好評。とても良いコンサートになりました。
ショパンの「ノクターン遺作」の演奏前には、植村 秀先生との想い出のエピソードをお話しして、そして祈るような気持ちのこもった演奏。きっと天国にも届いた事でしょう。

  

ロビーにはたくさんのお花とたくさんのお客様が。ピアニストの三上桂子先生も応援に来て下さいました。中野さんのお弟子さんも大勢でにぎやかです。

中野さんは、後進の指導にあたるほか、海外での奏や音楽雑誌への原稿執筆、伴奏など幅広く活動されています。これからのご活躍、楽しみにしています。今日はお疲れさまでした!

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