≪ カワイ表参道リニューアル一周年記念コンサートシリーズ ≫
関本昌平ピアノリサイタル開催レポート
2007年10月23日(火) 19：00開演（18：30開場）
会場：カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

先月札幌でカワイコンサートを終えた関本昌平さん、今回はここ表参道で、「カワイ表参道リニューアル一周年記念コンサートシリーズ」に出演されました。 演奏曲目は、モーツァルト/ソナタ　第3番　変ロ長調　K.281、ショパン/スケルツォ　第2番　変ロ短調　作品31、ベートーヴェン/ソナタ　第31番　変イ長調　作品110 です。 最初のモーツァルトでは、スピード感のある、それでいて一音一音の粒が生かされ、とてもさわやかな演奏でした。次のショパンは、さすがショパンコンクール入賞が納得のいく立体感のある演奏。最後のベートーヴェンでは、とてもダイナミックで起伏に富んだ演奏でした。 アンコールは３曲、シューマン/「子供の情景」より第１曲、スクリャービン/エチュードOp.8-12、モシュコフスキー/「火花」。約１時間のショート・プログラムでしたが、充分に集中して堪能できた演奏会でした。 お客様もしばらく会場に留まって、余韻を楽しんでいた様子です。 アンケートのほとんどが「感動」というコメントが多く、とくにショパンが良かったとの声がほとんどでした。 若さあふれ瑞々しい、パワフルな演奏を聴かせてくれました。有難うございました。

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