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KSCO
華麗なる PIANO QUARTET開催レポート
2007年6月21日(木) 19:00開演
会場:カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」
出演:ヴァイオリン 高木和弘 ヴィオラ 飛澤浩人 チェロ 小川和久 ピアノ 稲田潤子
ピアノ四重奏シリーズの第1回目の公演でした。ヴァイオリンは東京交響楽団コンサートマスターの高木和弘さん、ヴィオラをNHK交響楽団の飛澤浩人さん、チェロはオーケストラや室内楽でご活躍中の小川和久さん、ピアノはカワイコンサートでお馴染みの稲田潤子さんと豪華メンバーによるピアノカルテット。
前半は、サン=サーンスのピアノ四重奏曲、休憩をはさみ後半はブラームスのピアノ四重奏曲 第1番というプログラムでした。前半はサン=サーンスの唯一のピアノ四重奏曲で、優雅な中に、垣間見えるサン=サーンス独特の陰の雰囲気を醸し出しながら、最後は喜びに溢れた華やかさで締めくくる壮大な曲です。
後半のブラームスは、厳しく情熱的なアレグロから始まり、ジプシー風の激しく輝かしいロンドで締めくくられました。
4名の演奏者の作品に対する真摯な姿勢、紡ぎ出される自然な流れの音楽、美しい音色、バランスのとれた響き、どれをとっても絶品で、素晴らしい演奏でした。
お客様にも大変好評で、次回のご予約をされる方もいらっしゃいました。
次回 Vol.2は、2008年1月22日(火)です。
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