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 ホーム(ニュース)コンサート情報2007年 パイプオルガンによる日露国際交流コンサート

パイプオルガンによる日露国際交流コンサート
〜L.シシュハーノヴァ女史と、S.チェボタリョフ氏を迎えて〜
2007年4月18日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:川口リリア音楽ホール
一般4,000円 
KMF会員3,500円  好評のうち終了いたしました。


L.シシュハーノヴァ


S.チェボタリョフ

 

 

 

PROGRAM

バッハ
トッカータとフーガ 二短調 BWV.565 コラール前奏曲より
 1.わが魂は主を讚うBWV.648
 2.目覚めよと呼ぶ声あり BWV.645

中島克磨
「ミゼレレ」詩編51

レーガー
オルガンの為の9つの小品 Op.129より
 第3番 メロディ 変ロ長調
 第6番 バッソ・オスティナート ト短調

ブロイティガン
コルベ神父に捧げる墓碑銘(日本初演)

遠藤雅夫
エンデュミオンの肖像(委嘱初演)

寺原伸夫
フーガ(オルガンへの編曲版初演)

ベートーヴェン
2人のオルガニストのためのアダージョ

チェボタリョフ
3楽章によるソナタ(日本初演)

モーツァルト
ファンタジー へ短調 KV.608

PROFILE

リューボフ・シシュハーノヴァ(オルガン)● Liubov Shishkhanova
ロシア功労芸術家の称号を持ち、聖ルカ勲章、オリガ皇女勲章111等を授与されているロシアを代表するオルガニスト!モスクワ音楽院で学び、卒業後は、国立ヤロスラブリ・フィルハーモニーのソリストを務める。また、「ロイズマン記念国際音楽祭」や「合唱と鐘とオルガン音楽の音楽祭”スレテニエ”」等の芸術監督も長く務めている。30年以上、ロシアはじめドイツ、オーストリア、フランス、チェコ、ポーランド、アメリカ、中国などで、国際的に活躍。レパートリーは幅広く、バッハはもとよりモーツァルト、ベートーヴェン、フランク、レーガー、メシアン、そして現代曲までこなす。現在、モスクワ音楽院助教授。このたびが初来日公演となる。

セルゲイ・チェボタリョフ(オルガン/作曲家)● Sergey Chebotarev
1949年ウラジオストク生まれ。巨匠D.カバレフスキーに見出され、モスクワ音楽院に入学し彼のもとで作曲を学ぶ。作曲科、ピアノ科を卒業。ソビエト作曲家同盟に所属し、作曲活動を開始。また国立ムジカ出版社にも勤務し、ソビエト、ロシアの楽譜編集にあたる。ショスタコーヴィチはじめとする重要な作曲家の楽譜出版は、彼の手によるものが多い。主要作品には、オーケストラのための「詩曲」、オラトリオ「メドウ・フラワー」、ヴァイオリンソナタ、2台のピアノのための「ポエマ」などがある。1996年に一度来日し、室内楽のコンサートを行っている。鍵盤楽器奏者としての腕も高く、今回は連弾作品でオルガン演奏に参加。


作曲

 

 

中島克磨 なかじま●かつま
1958年、東京生まれ。作曲を寺原伸夫に、管弦楽法をカレン・ハチャトゥリヤンに、指揮を山岡重信の各氏に師事。73年、全日本学生作曲コンクール入選。87年、現音作曲新人賞に入選。83年「モスクワ国際音楽祭」に招聘されたのを皮切りに,85年から「モスクワ現代音楽祭」「レニングラードの春」「ボルバード国際シンポジュウム」「アルゼンチン・エンクエントロス展」「ユーゴスラビア・アニュアル・レビュー展」「ハバロフスク現代音楽 祭」「タシケント国際音楽祭」「ナウリュズ21」など、数多くの海外の国際音楽祭に作品参加。日本はもとより、ロシア、ドイツ、フランス、オーストリア、スイス、チェコ、ポーランド、アメリカ、スウェーデン、アルメニア、タジキスタン、ウズベキスタン、カザフスタンなどの国々で、作品が演奏、放送、録音・CD化されている。ジャンルは、オーケストラからピアノ曲まで多岐に渡り、全音やモスクワ・ムジカ、ドレミ等から編曲譜も含め多くが出版されている。現在、日本音楽舞踊会議相談役、日本・ロシア音楽家協会運営委員・事務局次長、日本ユーラシア協会音楽委員、日本現代音楽協会会員("NEW COMPOSER"編集委員)、日本作曲家協議会会員。

 

 

遠藤雅夫 えんどう●まさお
1947年東京生まれ。東京芸術大学を経て、1973年同大学院修了。68年、日本音楽コンクール入選。72年、音楽之友社作曲賞受賞、79年、文化庁舞台芸術創作奨励特別賞受賞。91年<国際現代音楽祭ISCM・チューリッヒ>、<電子音楽祭・ストックホルム>、93年<チューリッヒの日本>、97年<リオハ国際音楽祭>に参加。またニューヨーク州ハミルトン大学でレクチャーコンサートを行う。同年第1回個展を東京で開催。98年<クラコフ音楽週間>、99年ルーマニア<日本芸術週間>に参加。2001年9月「アジア音楽祭メルボルン」に入選。02年9月トゥルグムレシュ市で開催された「日本ルーマニア国交100周年記念音楽祭」にヴァイオリン協奏曲「豊饒の渦」が、また05年にはウズベキスタンで開催された"タシュケント2005"に「線の迷宮」が招待された。06年2月にはニュ−ヨ−クでのミュ−ジックフロムジャパン公演で、新作尺八と二十絃のための作品が演奏された。作曲活動のほかに即興演奏を含むピアノ演奏活動を展開している。現在、日本現代音楽協会理事・広報部長('NEW COMPOSER'編集長)、日本・ロシア音楽家協会運営委員。

 

 

寺原伸夫 てらはら●のぶお
1928年宮崎県延岡市生まれ。独学で作曲をしはじめ、1954年日中友好歌コンクールで1位獲得。映画「キューポラのある街」の主題歌となった”手の ひらの歌”が坂本九によって歌われヒット。中学校の教員をしながら、間宮芳生、清瀬保二に師事する。63年来日したアラム・ハチャトゥリヤンに見出され、モスクワ音楽院に留学し、7年間彼のもとで作曲を学ぶ。卒業後帰国。日本福祉大学助教授として後進の指導にあたる。彼の作品はロシアの名演奏家によって多く演奏された。代表作の「チェロ協奏曲」はD.シャフランやI.ガブリッシュらによって広められ、モノオペラ「ひろしま」はラトビア音楽コン クールでグランプリを受賞。また弦楽合奏のための「ふるさとの歌」はM.カジュラエフ指揮のモスクワ放送響によって録音されている。ヴァイオリンのための「ロマンス」はZ.ブロンが審査委員長を務める「ノボシビルスク国際ヴァイオリンコンクール」の課題曲にもなった。彼の作品のほとんどはモスクワ国立出版社から出版されている。著述家としての活動も旺盛であったが、とりわけ「”剣の舞”ハチャトゥリヤン」(東京音楽社)は貴重な評伝として残されてい る。98年、東京にて70歳で逝去。


チケットお取り扱い
リリアチケットセンター 048-254-9900
東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452

主催:パイプオルガンによる日ロ国際交流コンサート実行委員会
後援:ロシア連邦大使館、ロシア連邦政府付属ロシア国際文化科学交流センター在日代表部
   日本・ロシア音楽家協会、日本ユーラシア協会、日本現代音楽協会、日本作曲家協議会

カワイ・ミュージック・フレンド(KMF)メンバーは入場料が割引となります。

お問い合わせ/カワイ音楽振興会 日本ユーラシア協会 TEL. 03-3429-8231

E-mail: kmf@kawai.co.jp またはTEL: 03-3320-1671 FAX: 03-3379-1446

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