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2007年2月10日(土) 午後2時開演(午後1時半開場)
会場:東京オペラシティ リサイタルホール (京王新線「初台駅」東口下車徒歩5分)
一般5,000円(全席自由) KMF会員4,500円 完売御礼
第18話「音楽を聴きたいって何なの?」
〜 モーツァルト “短調の世界”〜
“生涯現役”85歳のピアニストは、モーツァルトの扉を叩く。燦然と輝くモーツァルトの音楽をお聴き下さい。
ポスター表 ポスター裏好評のうち終了いたしました。
Photo 小島由起夫
PROGRAM
モーツァルト
ロンド イ短調 K.511
アダージオ ロ短調 K.540
ピアノソナタ イ短調 K.310
PROFILE
室井摩耶子(ピアノ)むろい●まやこ
1921(大正10)年生まれの85歳。6歳よりピアノを始め、小学4年生から高折宮次氏に師事。41年東京音楽学校(現・東京芸大)を首席で卒業、研究科に進み、クロイツァー教授に師事、43年に修了。45(昭和20)年1月、日比谷公会堂での日響(現・N響)ソリストとしてデビュー。終戦後、本格的にリサイタル活動を開始。サティやデュカスなど多くの作品を日本初演。
1955(昭和30)年、大ヒット映画『ここに泉あり』に実名ピアニスト役で出演。
1956年、モーツァルト「生誕200年記念祭」に日本代表としてウィーンに派遣される。同年、第1回ドイツ政府給費留学生に推挙され、ベルリン音楽大学に留学。ベルリンを拠点に、ハウザ−教授、ロロフ教授、ケンプ教授に師事し研鑽を積む。
1960年、世界最高峰ケンプ教授の推_でベートーヴェンを4曲並べたリサイタルをベルリンで開催。まれに見る好評でヨーロッパにおける地位の第一歩を築いた。以降、海外13カ国で演奏を重ね、日本国内より国外に於いて名声を高め、64年にはドイツで出版の『世界150人のピアニスト』として紹介される。
レパートリーは、ケンプとロロフ直伝のベートーヴェンを主軸に、シューベルト、バッハ、ブラームスの解釈には定評がある。
日本ではめずらしく息の長いピアニストとして、その円熟した演奏は評判高く、80歳を超えピアノコンチェルトも協演。井上道義指揮、02年東フィル(東京オペラシティ)、06年10月神奈川フィル(神奈川県立音楽堂)と、満員の聴衆に深い感銘を与え、各方面より絶賛を博す。
95年(74歳)から始めた「音楽を聴きたいって何なの?」と題した「トーク&コンサート・シリーズ」は、すでに17回を開催。子どもから大人まで、多くの人々に感動を贈る“最前線”の演奏活動にも挑戦。その活動は、NHKテレビ・ラジオをはじめ新聞・雑誌でも紹介され、その度ごとに大きな反響が拡がっている。
06年9月「NHK芸術劇場」にも出演。(特集:生涯現役〜私のクラシック音楽道)
06年リリースのCD、「《月光の曲》ライブ」「モーツァルト生誕250周年ライヴ」は、いずれも「レコード芸術」誌にて『特選盤』と推奨され、今なお健在ぶりを示した。
デビュー以来62年。“生涯現役”の前進を続けている。
室井摩耶子公式サイト http://naks.biz/muroi/
カワイ・ミュージック・フレンド(KMF)メンバーは入場料が割引となります。
(満席が予想されます。お申込みはお早めに。)
チケットのお問い合わせは、ヴォートル・チケットセンター Tel 03-5355-1280(チケット郵送可)
… 受付時間 月〜金 11:00〜18:00
(ほか、電子チケットぴあ、東京オペラシティチケットセンター、東京文化会館チケット・サービス、カワイ表参道店、など)お問合せ:カワイ音楽振興会 03-3320-1671
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