| |||||||
|
|
宇根京子(ヴァイオリン) Kyoko UNE
三歳よりヴァイオリンを始める。桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学卒業。NTTドコモより奨学金を授与される。同大学研究科を修了後、スイス政府給費留学生として2002年国立チューリヒヴィンタートゥーア音楽大学ソリストディプロマコースに入学。2004年、最高位でディプロマを取得し卒業。
皇居桃華楽堂での御前演奏を始め、サントリーホール「レインボウ21」、カザルスホール「ヴィオラスペース」プレコンサート、富士ゼロックスサロンコンサート等に出演。またスイス、オランダ、フランスでソロコンサートを開く。桐朋学園オーケストラ、市立ヴァンタートゥーアオーケストラと共演。
宮崎国際室内楽音楽祭、倉敷音楽祭、サイトウキネンフェスティバル松本、小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト、キャラバンコンサート等に参加するほか、札幌交響楽団客演主席奏者としても出演。ソロ、室内楽と共に、2005年4月よりNHK交響楽団団員として活動を始める。
1988年神奈川学生音楽コンクール最優秀賞、1998年神戸国際学生音楽コンクール県知事賞、1998年東京室内楽コンクール第1位、2002年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第6位、2003年キワニスミュージックプライス第2位受賞。イツァーク・パールマン、イゴール・オイストラフ、ザハール・ブロン、オーギュスタン・デュメイ、東京クァルテット、ジュリアード弦楽四重奏団等の公開マスタークラスを受講。
天野克子、中村静香、小林健次、ジョルジュ・パウク各氏にヴァイオリンを、店村眞積、毛利伯朗、原田幸一郎、原田禎夫の各氏、カルミナクァルテット等に室内楽を師事。
飛澤浩人(ヴィオラ) Hiroto TOBISAWA
1968年神奈川県生まれ、5歳よりピアノ、6歳よりヴァイオリンを始める。桐朋学園女子高校を経て同大学音楽学部卒業。卒業後ヴィオラ奏者の店村眞積氏の薦めによりヴィオラに転向。
1990年、第101回神奈川県立音楽堂推薦演奏会に於て第3回新人賞受賞。同年よりサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして公演に参加。1992年、フランスの第4回モーリス・ヴュー国際ヴィオラコンクール第2位(1位なし)。95年、文化庁在外研修員としてパリに留学。1997年、L'Ecole Normale de Musique de Parisに於てコンサート・ディプロムを満場一致で取得。
L'Orchestre National des Pays de la Loire にヴィオラ第2ソリストとして入団。在仏日本人演奏家達と「アンサンブル・カイ」を結成し、ストラスブールのフェスティヴァル・MUSICAに参加。1998年:レコードレーベル・BISより武満徹室内楽作品集のCDを録音、全世界発売される。2001年、フランス国内ヴィオラコンクール(Concours National des Jeunes Altistes)の審査員を務める。2005年帰国し、NHK交響楽団の契約団員となる。
これまでにヴァイオリンを故久保田良作、景山誠治、江藤俊哉各氏に師事。ヴィオラを店村眞積、G屍ard CAUSSE 両師に師事。
桑田 歩(チェロ)Ayumu KUWATA
1965年、土浦市に生まれる。3歳よりヴァイオリンを、8歳よりチェロを、父・桑田晶に手ほどきを受ける。東京音楽大学附属高等学校を経て、84年に同大学専修科コースに入学。87年よりウィーン市立音楽院に留学。同地に於いてリサイタルを開催するほか、オランダ放送テレビに出演する。第10回霧島国際音楽祭にて特別賞を、イタリアのキジアーナ音楽院にて特別名誉賞を受賞。1991年に帰国。群馬交響楽団の首席奏者に就任し、定期演奏会などにてソリストとしても出演する。95年新星日本交響楽団 (現東京フィルハーモニー交響楽団) の首席奏者に就任。NHK「ベスト・オブ・クラシック」などのFM番組に度々出演するほか、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団などの客演首席奏者を務める。
第68回日本音楽コンクール作曲部門での演奏に対して「委員会特別賞」を受賞。99年NHK交響楽団のチェロ奏者に就任し、現在はフォア・シュピーラーを務める。アンサンブル・ヴェガのメンバーを務めるほか、NHK交響楽団の4人のチェリストによって結成された「ラ・クァルティーナ」のメンバーとして5枚のCDをリリースし、いずれも高い評価を得ている。
稲田潤子(ピアノ)Junko INADA
東京音楽大学付属高等学校ピアノ演奏家コースを最優秀賞、首席で卒業後渡仏。パリ国立高等音楽院ピアノ科、室内楽科ともに一等賞で卒業。パリ・エコール・ノルマル音楽院にて演奏家資格を取得するなど研鑽を積む。
全日本学生音楽コンクール、日本音楽コンクール、ソフィア国際ピアノコンクールなど国内外の数々のコンクールに優勝、入賞。97年モスクワで行われたラフマニノフ国際音楽コンクールピアノ部門で第3位(2位なし〕を受賞し注目を集めた。
現在、日本とフランスを中心としたヨーロッパ各地で演奏活動。フランス・ルーマラン音楽祭に毎年出演。05年8月パリの“夏のコンサートシリーズ”にて9日間に5回にわたる連続公演、06年も出演予定。
NHKテレビ「ショパンを弾く」、NHK「FMリサイタル」「FM名曲リサイタル」、TBSテレビに出演。06年2月クラシカジャパン「今週のピアニスト」(諫山隆美氏監修)に出演。明るく当意即妙なトークにも好感が持たれている。
これまでに、モスクワ交響楽団、ソフィア放送管弦楽団、その他国内外の数多くのオーケストラと共演、東京ニューシティ管弦楽団定期演奏会では01年にラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、05年にはラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を演奏、高評を得た。06年10月28日には、N響メンバーと「ピアノ四重奏」で共演する。
02年春よりシリーズ“Imagination”をスタートさせ「ラフマニノフ生誕130周年記念連続リサイタル」「マロニエに映る散歩道」等、好評を得て続行中。
04年秋リリースのファーストアルバムCD「TABLEAUX」は、「レコード芸術」誌はじめ各誌で取り上げられた。
三浦捷子、松浦豊明、ジャン=クロード・ペヌティエ、(故)ジェルメーヌ・ムニエ他の各氏に師事。
“繊細な響き”と“日本人離れした豪快さ”を合わせ持つピアニストとして評価され、着実に活動している。
|