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 ホーム(ニュース)コンサート情報2006年 「カワイ表参道」リニューアル記念コンサート 小林倫子

 

小林倫子(ピアノ) Rinko KOBAYASHI

四歳からピアノを始め、井口基成、ミエチスラフ・ムンツ、アンジェイ・ヤシンスキ等に師事。
桐朋学園大学卒業(音楽賞受賞)。第39回、第40回日本音楽コンク−ルピアノ部門連続入選。第18回 海外派遣コンク−ルで特別表彰を受賞。1974年、日本ショパン協会例会に出演。第10回国際ショパンピアノコンク−ルでディプロマと特別賞を得る。

1980年、全日本ピアノ指導者協会の招きで、夫で音楽学者のアルベルト・グルジンスキと、彼の祖父の音楽院で教えていたアレクサンデル・ミハウォフスキ(ショパンの弟子カロル・ミクリに師事)から伝わっているショパン自身の演奏解釈についての公開講座、公開レッスンを行った。

1983年「メンデルスゾ−ン集」のレコ−ドをリリ−ス。東音企画から「世界子供の為のピアノ曲集ポ−ランド編」をアルベルト・グルジンスキと編・監修して出版。
1984年、ワルシャワショパン協会50周年記念演奏会出演。「ショパニャ−ナ」(ショパンの曲をテ−マとした他の作曲家の作品集)のレコ−ドを出す。1987年からオ−ケストラの解散時まで数年間, ワルシャワラジオTV室内オ−ケストラのソリストを務める。                                

1988年、ショパンの作品を国際的に広めた功績を認められ、≪ポ−ランド人民共和国文化功労賞≫を受賞

ニュ−ヨ−クのカ−ネギ−リサイタルホ−ル、ロンドンウィグモアホ−ル、ウィ−ン国際マイスタ−コンチェルトシリ−ズ出演を始め、ヨ−ロッパ・アメリカ・日本・台湾で、リサイタル、オ−ケストラとの共演、又数々の国際フェスティヴァルに出演している。95年にはデンマ−ク女王マルゲレ−テII世のポ−ランド公式訪問の折にも演奏した。又ヨ−ロッパ・アメリカ・日本のTV・ラジオでも活躍している。1977年より在住しているポ−ランドでもショパニスト(ショパン弾き)として知られている。

1999年には、ポ−ランドでもこれまで知られていなかった作曲家ロマン・マチェィエフスキのピアノ曲集の世界初録音を、国立ポ−ランドラジオシンフォニ−オ−ケストラ(指揮ミロスワフ・ブワシチク)と行い、フレデリク賞の現代音楽部門にノミネ−トされた。

1998年にリリ−スされた「ショパンフォ−エヴァ−」は、99年にポ−ランドでのクラシックピアノ部門では初めてのゴ−ルドCD(1万枚売れたCDに与えられる)を、又2000年にはポ−ランドのクラシックソロピアノ(協奏曲ではクリスティアン・ツィメルマンが受賞)で初めてのプラチナCD(2万枚売れたCDに与えられる)を得た。

上記のCDの他、
「パデレフスキピアノ曲集」
モ−ツアルトピアノ協奏曲KV37(モ−ツァルトの最初のピアノ協奏曲)
 (ヴォィチェフ・ライスキ指揮、ポ−ランドチェンバ−フィルハ−モニック、カデンツは自作)
「The Chopin I love」
「ロマンティックポ−ランドピアノ曲集」
ハリナ・チェルニ−・ステファインスカとの「デュオピアノ名作集」(ポニ−キャニオン)
など多数のCD・レコ−ドを、ヨ−ロッパ・日本で出している。

2002年7月9日、ポ−ランド大統領より、「ポ−ランド共和国功労騎士十字勲章」を授けられた。

小沢征爾の師、斉藤秀雄教授は彼女のリストの協奏曲イ長調の演奏を聴いてこう言われた。
「彼女はカリスマでオ−ケストラを引っ張っていける、世界でも数少ないソリストになれるだろう。」

ポ−ランドの音楽評論家ヤン・ヴェ−ベルはこう書いている:
「小林倫子は純血種のピアニストだ。素晴らしいテクニックと情熱を以って、鍵盤上で狂ったように弾きながら、それでも作曲家の意図に完全に沿っている。」   

 

 

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